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2014/10/30~11/01 京都御所・高野山・熊野三山・伊勢神宮への旅行⑩ [京都御所・高野山・熊野三山・伊勢神宮 2014]

10月30日(木)

夕食後、 真言宗 総本山  金剛峯寺へ向かいました。

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蟠龍庭(ばんりゅうてい)

新別殿と同じく、弘法大師御入定1150年・御遠忌大法会の際に造園されました。

2,340平方メートルの石庭は、国内で最大級を誇っています。

この石庭では、雲海の中で向かって左に雄、向かって右に雌の一対の龍が向かい合い、

奥殿を守っているように表現されています。

龍を表す石は、お大師さまご誕生の地である四国の花崗岩が、

雲海を表す白川砂は京都のものが使われています。

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ライトアップは10月31日まででしたので、ギリギリ間に合いました。

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台所

この台所は金剛峯寺主殿と共に昭和30年代に和歌山県指定文化財に指定されています。

多勢の僧侶の食事を賄ってきただけに釜も大変大きく、柱や梁も煤で真っ黒になっています。

水飲み場は湧き水を高野槇(こうやまき)の水槽に溜め、大きな「かまど」は現在も使っています。

炭をおこす場所もあり、その上には防火対策として大変大きな煙突があります。

また、食物保存庫としては床下収蔵庫や天井からつり下ろした台があります。

つり下ろしの台は風通しをよくし、さらに紙を垂らすことによってネズミの侵入を防いだのでした。

大釜は二石釜といい、一つの釜で約7斗(98キログラム)のご飯を炊くことができます。

したがって三つで一度に二石(280キログラム)、2,000人分程のご飯が作れました。

焚き口は後ろにあり、床板を外して階段を降ると炊口があります。

昭和50年代まで、毎年12月28日に行われた餅つきの際に使われていましたが、

現在では使われておりません。

二石釜の真上には行灯が釣られ、正面には台所の神様である三宝荒神をおまつりしています。

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金剛峯寺から

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蛇腹路(じゃばらみち)を辿って、

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根本大塔に着きました。

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蛇腹路を歩いて宿坊に帰ります、

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旅の2日目は熊野古道と熊野三山です。


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